44prism.com  ACRYLIC ART WORKS       イラストや絵本のご感想やご依頼をお待ちしています

::: 自己流:アクリル絵の具の使い方

::: うっすらからこってり、どうにでも使える便利な楽しいアクリル絵の具

::: あくまで自己流いい加減なのでこれから気軽〜に始めてみたい方向けです。  加筆修正すると思います。

::: 渇きが早くて水濡れに強くて上から重ねられるし、厚塗り、水彩風、がさがさ仕上げ、てかてか仕上げ、
  やろうと思えば何でもできそうな便利な絵の具です。遊びましょう!

 (宣伝)
   2010年 11月1日発売決定 秋山仁のまだまだこんなところにも数学が! 表紙カバーイラストももちろんアクリル絵の具使用です。



用具は専用のものが売られていますが、身の回りのものでも充分使えます。
基本的には絵の具さえあれば何も要らない・・のですがのちにどう使うか発展性を考えると専用のものを揃えておくと広がりがわかっていいかもしれません。


◆紙パレット
アクリル絵の具はすぐ固まります。ほんの少量を出して使いきります。
画材店で買える紙パレットはノート状になっています。
表面がラミネート加工?で紙なのに出した絵の具が染み込みません。
使い捨てなのですが、固まった上にもまた絵の具を出せるので
わたしは同じシートを長く使ってます。

水パレットというのも売っています。
水に浸したスポンジを敷いて上に紙パレットのような専用の紙を置いて絵の具を出しておくと、
フタもついているので数日そのまま使えるという。
お店でじっくり見て、オリジナルパレットを作れるかもしれませんね。

水パレットには安価なものから絵の具収納部分もついた高価なものがありますが場所をとりそうなのでアクリル専門で描きたい人や水彩風にはおすすめかも。
写真プリント用紙などの保護材?なども捨てずにパレット替わりに使います。
これは紙パレットよりつるつるなので使い切ると気持ちいいんです。
他にもお皿やビニール袋でも何でも染みこまず筆に負けぬハリのあるものなら何でもパレット〜♪


◆筆洗
わたしはジャムの空き瓶(高さ7センチくらい)をいくつか使ってます。
洗い用、すすぎ用。水替えが面倒だから予備なども。。。。
部屋から流しに持ち歩く時にはもちろん、その水を飲む猫がいるので(困ったやつ)
少しでも席を離れるときはふたをします。
あまり深いと、短い筆が水没したり、柄まで濡れてぬぐうのが大変だったり・・

筆は筆洗に入れたままにしていると毛先が使い物にならなります。(曲がるの)
学童用のプラスチック筆洗などはフチに灰皿のタバコ置きみたいな溝のついたのもあります。
とにかく筆は手から離す時は横にしておくか毛を上にして置いて下さい。

◆雑巾
濡れた筆を拭くのに使います。大活躍!
絵の具のたっぷりついた筆をいきなりじゃぼじゃぼ洗うと洗うと
水がすぐ汚れるのでなるべく少しずつ洗いながら雑巾でぬぐってます。
そのまま乾いてしまうとガチガチになります。
最近はホームセンターなどで買える「ウエス」を気に入ってます。工業用品、土建関連、自動車関連のところにあると思います。
10枚で300円ほどだし、雑巾のように糸くず(繊維)が出ない、猫がいるのでタオル地だと毛がつきやすくて
筆先にいつも1本くらいは猫毛・・・タオル地より筆をぬぐいやすい、ですね。広げておけば乾くのも早いので好きかも。


◆紙とか
紙じゃなくても色々なものに描けますがいちおう紙。
水を少なめに使うなら薄くても大丈夫。
厚紙でもイラストボードでもダンボールでも。多少反りますが気にしなければよしってことで。
板に直接キャンバス布を張ったキャンバスボールドとか・・色々あるので好きなのが見つかるといいですね!
◆筆
天然素材でなく、コシのある筆がいいです。ご自分の描きグセや好みが決まってきますので色々お試しを。

筆がなくても、「指」。これさえあればというくらい優れものです。
でも紙により描きすぎて指の腹が擦れて痛くなることがあります。
他には古いカード類、紙切れ、布切れ、スポンジ、海綿、割り箸、鉛筆のお尻とか何でもOK!
もちろんチューブの口をそのままこすりつけても楽しい!

さー、そこまで揃えたらいつでも描けますねー。

 (ご参考までに)私のお気に入りは「ぺんてる・えふで・ネオセーブル」(右写真)
  安い  
  時によっては木工用ボンドも筆で塗ったりしますので惜しまず使えます。
  手に入りやすい
  スーパーの学童用文具コーナーにだってあります。
  短い
  これは柄が鉛筆サイズ。筆って大体長すぎるので、鼻の穴に刺さったこともあり!
  転がらない
  おしりに四角い転がり防止がついていて多少傾いた面に置いても落ちません。
  種類も豊富
  スーパーなどですと限られていますが、画材店には意外なほど色々あります。
  細い、太い、幅広など・・・

  もちろん、学童用の筆は他のメーカーのもありますので色々お試しくださいね。

ついついオトナ買いしてしまう安価な筆



 アクリル使いの心得

◆すぐにフタを
アクリル絵の具はすぐに固まり始めます。必要なだけとったらすぐにキャップを。
口まわりが汚れたまま強く締めてしまうと次回開ける時に首からもげたり・・・私は何度も失敗してます・・・

◆筆をよく洗う、放置しない
固まるのが早いので、筆について固まったらガチガチです。ちょっと食事・・・なんて間にカッチカチに。
手から離すときは筆洗に放り込むようなクセをつけるといいかもしれません。
注:筆洗に放り込んだままにすると毛先が曲がっちゃうので気をつけましょう。

根本からよーく洗っておかないとわたしの筆のように毛先しか使えないー!なんてことになります。固まったのを無理にほぐすともう・・・・


◆散髪も可
筆が広がっちゃった時は広い面を塗るのに使えるし、ハリのある筆ならドライブラシ(絵の具が濃いままかすれた感じを出す)にはちょうどいいです。
根っこにカッターを当ててクリクリと切ってしまえば極細筆に変身。

筆の絵が長くて邪魔ならのこぎりで切ってしまいましょ。あまり短くすると洗いにくくなります。
そんな筆のカスタマイズも楽しいし、長く使えばお財布にも地球にも優しい・・・・?

◆値段
同じチューブタイプでも色によって微妙に値段が違うことがあります。

◆透明度
同じメーカーでも、半透明や不透明、ざらっとしたガッシュなどがあります。
たいていチューブに書いてありますが、
最初はとにかく好きな色を選んで楽しんだ方がいいかなと思います。
◆粘度
とろっとしたソフトタイプ(リキテックスなど)、さらさらっと滑らかに描けます。
少し粘りの強いレギュラータイプ、そのままこってり塗りつけたり、薄めてソフトタイプと同様に。

◆用途
アクリル絵の具も、お絵かき用、ステンシル用、
ネイルアート用など色々あって基本的にお絵かきには何でも使えると思います。

パールのツヤやラメを楽しんでもいいのでは?

◆色名
自分は小さい頃の絵の具しか知らなかったので色の名前では苦労してます。
使ってみて違いを確かめるのが一番です。


◆howto本について
何冊かアクリル画の始め方の本を見ましたが、
風景画や静物などをきちんと描きたい人にはとても参考になります。
影の色の作り方、塗り方まで親切に出ています。
補色や混色など見てソンはないことが出ていますので
セオリーどおりに描きたい人向けかもしれません。

が、頭をカチカチにしていると「影はこの色でなければ!」と
思い込んでしまうのではないかなーと少し心配な書き方をしている本もあります。
実際は写実的に描く時も、照明や映りこみ、
細かく言えば外国と日本の空気の違いのようなのがあるので
全部同じにしてしまうとおかしい絵になってしまいます。
(意図的にならばいいですが)


◆好きに描く
ハウツー本や美術家の文章などを見て驚くというか、自分がジレンマに陥ったのは
「色は最低5色混ぜなければダメ!」など決め付けていることです。
確かに、微妙な色を作るのは重要ですが、
それで疲れてしまったり嫌になっては元も子もありませんし、
三原色の点だけで描いている大家だっていますから!気にしないように
・・・と自分にも言い聞かせました。


◆憶測
絵本作家エリック・カールの催しでメイキング映像を見たのですが
画材の中に「ティッシュ」とあります。
ティッシュにアクリルの色を垂らし込んで乾けば丈夫になりますよね、
彼はそれを使って貼り絵をしているんじゃないかなあ。。。。


【学童絵の具だと思って使おう】
今の図工授業はどうか知りませんが、学校で使いがちな不透明水彩絵の具のことです。
あの絵の具の、乾きが早くてちょっと使いにくいけど丈夫で長持ち、
と思えば入りやすいのではないかと。
白でザッと形を描いたあと、上下のラインとほんのり映り込みと影を。
テカりを白で。
あっという間に描けるタイプの絵。

【バラで買おう】
セットもいいですが、ちょっと渋い始め方をしてみませんか?
画材屋さんにはくらくらするほど色も豊富に絵の具が揃っています。
濃い目の中から「絶対これ!」の1色と白だけをチョイスして、
最初はモノクロームで描いてみる。
好きな色を1本ずつ足していくと、好きな色なのに使いにくい色
(自分の絵に合わない色)などがわかってきます。


【どう見せたいのか】
メーカーも透明度もごちゃ混ぜで、「自由に描く」には大変キモチがいいですが
あなたは描いた作品を、どうしたいのでしょう。

ヒント:ガッシュと普通のアクリルでは反射が違うのです。
展示用の絵をららららら〜と描いていて、ガッシュのところだけズーンと動じず
・・・な見え方で焦り、上からツヤツヤメディウムやニスを塗って
誤魔化して面白くない絵になってしまったこともあります。
逆に、「イラスト」として印刷目的だとテカリが邪魔で撮影やスキャンに泣いたりです。
とにかく、たくさん失敗はしといたほうがいいですね。
わたしも失敗大放出中です。はははははは。


【と踏まえたうえで】
ま、自由が一番使い勝手がわかると思うので、塗って塗って塗りまくれ!
外人から見ると全員同じ顔に見える日本人と同じく
同じメーカー同じ種類でも色によって本当に絵の具は顔や性格が違います。
紙、木、手、皮、金属・・・何にでも塗って・・・

真っ黒なツルテカのミニカーにペイント。
白ジェッソをまんべんなく塗って目の細かな紙やすりでなめらかにし
その上から塗り塗り。ぐるぐるぐるはボールペン。
その上から透明色の黄色を薄くかけてもいちどぐるぐるぐる、
その上から薄い青をかけてます。お茶漬け色のイメージ。
あとは雲や太陽をガッシュで描いていくだけ。影系は透明タイプ。
下地に時間をかけている例。

一番おすすめしたいのは「手で塗る」ですよ。
絵は描かなくてもいいです。(自己流ですから気にせず書きます:笑)
指の腹、手のひら全部、両手で粘土遊びみたいに。
広いところに指紋がなくなるまでやるんです。
ほらねほらね、伸び具合とか乾き具合、ぜんぜん違うでしょ!??楽しいでしょ!!

そこから、混声合唱、新入りだらけのブラスバンドみたいに配置替えをします。
適材適所、みたいなルールは決めなくてもいいと思います。
あとは自分でがんばって描かなくても絵の具が自分で合ったところに勝手に行くから大丈夫!


【アクリルのいいところ:主観】
上からボールペンで描けます。
鉛筆や色鉛筆の上ではひと手間かけないとインク出ないんです。
最近のお気に入りは超極太の赤ボールペン。
透明の黄色の上や下に使うと「うふふん」ってくらい不思議な立体感・・・
原画でないとわかりませんけど。。。。
色鉛筆の上から透明アクリルを塗ればその上からボールペンも使えますし
多重構造も面白いです。その逆算を楽しめればもう達人っす。(道のりは長い)

アクリル絵の具は絵の具界の幕の内弁当やぁ〜♪
あ、そうそう、下書きするとつまんない絵になります〜〜〜(自分の場合限定?)
「ここにこう色を乗っけて」と紙と絵の具が教えてくれるのを尊重しましょ!!!



黒い紙に。普通の紙なのでジェッソ塗りはせず絵の具は不透明を
濃いまま薄くと心がける。
イメージとか想像とかをせず、見えてきたままに描けばいいけど
少しずつ先手を読んでカップやうさぎ、リボンの位置を見ておく。
詰め将棋みたいな描き方の例。
 アクリル絵の具でもっと遊ぼう!  付録・・・?

クルマに。(ミニカーですよ〜!)
(株)NICOLE蔵

表札に。(自宅)

テレビに。(廃棄済)

ガラスに。(展覧会DM→自宅蔵)

メッセージBOXに。
(銀座ミレージャギャラリー事務室に、いつまであるかなー?)

アクリル絵の具での遊び方は思いついた数だけあります。
どんどんじゃんじゃん描いてみましょう!

2010年2月10日 ART&LOVE TOKYO2010 「クサカベ賞」として「アキーラ」を頂きました。新しいタイプのアクリル絵の具です!使い心地もいずれここにアップしますね。


そのうち見やすくまとめようと思います。
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ご質問は・・・とてもいい加減に絵の具を使っているので専門的なことには答えられませんが私にわかる範囲内でがんばりまーす。
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